ハロー!ヨシバードです。

 

週末の土曜は、ゆっくりめの一日のスタートです。

 

昨日は、年度初めのKick-off party(新歓+昨年度の振り返り、今年の目標設定会)みたいなものがあり、色々な部署の人たちと交流できる機会なので参加しました。

 

日本で、病院という「特殊」な職場で働くと、少なくとも下っ端には収益という言葉はあまり聞こえてきません。ましてや救命センターという更に限られた環境ですと、不幸にも重い病気や事故に合った人たちを治療するところですから、入退院、救急隊や開業医からの紹介のシステムを改善する討論はあっても、「いかに患者を獲得するか」ということはほとんど話されません。

 


反対に、こちらは企業が会員となって、海外で何か医療・セキュリティニーズが生じたときに我々がサポートすることで、顧客がしっかりとビジネスを継続展開できるサービスを買ってくれているので、当たり前ですが顧客満足度というのが重要視されます。そして、それをベースに契約するクライエントが増えて、更にスムーズで質の高いサービスを提供できるようになるようです。数字上のことは、医療畑からくるとチンブンカンプンでしたが、興味深かったです。


その後は、team buildingということで街に繰り出しました。部署間の垣根をとっぱらい、「エスケープ」というゲームをしました。グループ別に異なるテーマの部屋に入れられて、制限時間内で謎解きをして脱出するというルールですが、互いに協力し合い知恵を絞り、最も短い時間で脱出できたグループが勝者となります。

Xcape Singapore

僕のグループは、シンガポール本社のgeneral manager(いわゆる現地法人の社長)とマーケティング部の方と、ユーモアたっぷりのフライトナースのC君の4人でした。SM部屋かと思われるところに、全員手錠をはめられ天井に繋がれた状態でゲームは始まります。第一の関門は手錠を外すこと。暗く身動きとりにくいなか、お互いに壁にかかれた暗証番号を試行錯誤しながら入力し、手錠を外します。ここですでに10分が経過。その後は、次の部屋にいくためのドアを開くのですが、暗号を解読し暗証番号をいれないと先に進めません。知恵を絞りながらあれこれやってみますが...mission impossibleのイーサン・ハントってすごいんだなと思いました。IQ相当高くないと無理だわ

ということで、うちは一人もエスケープできずゲームオーバー。でも、他部署の人たちとも顔見知りになったし、先方にも日本から来た新しいドクターだということを知ってもらえたので有意義でした。


その後は、会社の用意した会場でディナー。回教徒の従業員も多く、今はラマダーン(断食月)の時期なので開始時間も日没後という徹底ぶり。一つ一つのことが新鮮に感じます。



ここでは、今後一緒に仕事をするオペレーションルームのスタッフと盃をかわすことができました。インド系、マレー系、中国系などすんなり耳に入ってこない名前ばかりなので、覚えるのに一苦労です。


早く名前を憶えてもらえるように頑張ります!