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月別アーカイブ:10月 2014

10月 2014

一期一会

2020-05-03T17:46:37+09:0010月 22nd, 2014|Categories: その他のお知らせ|Tags: , |

はいさい。フライトドクター ヨシバードです。 鳥瞰図ってありますよね。鳥の眼からみた地上の世界。いくらみても飽きません。離着陸時に機窓からみた風景は、日本は比較的統一されている気はしますが、それでも那覇空港は南国の雰囲気を感じるし、羽田空港はさすが世界有数のメガポリスだけあって多くの建物や工場、住宅でひしめき合っています。外国に目を向けますと、建築基準も農地に関する法律もバラバラだからでしょうか。シンガポールから飛び立つと。すぐ下にマレーシアジョホール州の街並みが見えますが、整然と高層ビルが並びきちんと区画された景色が、一気にアブラ椰子が生い茂る農地に切り替わります。そして建物の形も色も高さも統一性がなくなります。 マカオは煌びやかなカジノの夜景を見ながらの、バリはエメラルドグリーンの海が広がる中でのランディングでした。 それぞれの国の「性格」を機窓から垣間みることができるのが、この仕事の面白いところです。そして、どのミッションも「一期一会」だと思っています。患者さんは当然のことですが、行く場所も、出会うスタッフも「一期一会」。絶対、旅行ではいくことがないであろう小さな町の小さな病院。救急室は?救急車は?集中治療室や病棟はどうなっているのか非常に気になります。 先週末は近距離ミッションに二件いきました。搬送には実に多くの人たちが関わっています。今回は、クリニックの医師と事務の人たちが患者さんを敷地内まで運んできてくれました。それ以外にも、地上でイミグレーションの便宜をはかってくれるおじさんだったり、グランドハンドラーや給油車のお兄さんだったり。みんな力をあわせて、搬送時間が短くなるように各人のパートをこなしています。「今回はとんぼ返りだけど、いいところだから今度プライベートで遊びにきてね!クリニックよってくれたら、色々案内するよ!」といってくれたクリニックのスタッフ。みんな温かい人たちばかりです。来年、いよいよ家族がシンガポールに移住したら、新婚旅行以来の10年ぶりの南の楽園にいってみようかな!毎回、どういった出会いが待っているのか、発見があるのか、いい緊張感でスタンバイをしています。まだまだ一人前には程遠いですが、Step by stepこれらの貴重な経験から成長していきたいと思います。 [Read more]

円安トレンド下のシンガポール生活

2020-05-03T17:47:36+09:0010月 15th, 2014|Categories: その他のお知らせ|Tags: , , |

はいさい。フライトドクター ヨシバードです。日本は台風続きの季節になっていますね。それでも、先日戻ったら、残暑のジメジメした感じはなくなり、すっきりとした天気に変わっていて、四季の変化を感じます。旬の秋刀魚と柿がメチャクチャ美味しかったです。ちょっとしたことですが、日本を離れるとわかる四季の良さですね。さて、海外生活も今日で4か月目突入です。今日は、生活をする上で欠かせないお金の話をしようと思います.日本円は海外主要国で使う分においては、十分に通用する通貨です。ただ、小さな国や地方にいくとやはり流通の主流はアメリカドル。仮に円を現地通貨に交換できたとしても、レートが悪いことが多いです。そういう我々フライトチームも、ミッションに行く時は米ドルを持っていくことになります。患者さんのニーズがあれば、どんな途上国の田舎であろうと行きますので当然ですね。その円ですが、最近少し戻してきたものの長期トレンドでの円安進行が止まりません。ここ1ヶ月で、対ドルで約一割も価値を落とすことになりました。こちらでの給与は米ドルで支給されるため、円安の進行は都合がいいのですが、生活は円を基準に(日本の物価と比較しながら)考えているので、高い物価が更に高いように感じます。逆に、今回のように日本に帰国すると食べ物も服も安く感じるという不思議な現象に遭遇します。円高更新が叫ばれていた一時75円台だった時から比べると、ここ5年ほどで30円も円安になりました。価値が3割も落ちたわけです。(10000円で、130ドルに変えられたのが、今は90ドルのみ)来星時は、十万円単位であれば相場レートに色をつけてシンガポールドルに交換してくれた両替商のおばちゃんも、日に日に進む円安ではいい条件を出してくれなくなりました。当面は、日本円を切り崩して生活をするのは辞めました。円安、円高どちらがいいのか難しいです。為替相場と睨めっこしながらの生活がしばらく続きそうです。 [Read more]